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国家公務員(一般職)の2次試験!人事院面接を徹底解説

Study(学習)



2次試験「人事院面接」の位置づけ

国家公務員試験では、1次試験の筆記試験を突破した後、2次試験の面接試験(人事院面接)があります。

2次試験をくぐり抜けた人が最終合格者として、合格者名簿に記載されます。

この合格者名簿の中から、各官庁の人事担当者が採用するという流れになります。

いくら1次試験の勉強を頑張って通ったからといって、2次試験で落とされてしまっては、非常にもったいないですよね。

今回は、私が国家一般職試験に1位で現役合格した経験をもとに、2次試験の人事院面接について詳しく解説していきます。

また、私は某官庁で採用関係活動にも参加し、採用する立場から受験者の方々と接した経験もあるため、ある程度信頼性のある情報だと考えています。

2つの「面接」の違い

国家公務員として採用されるには、2つの「面接」をくぐり抜ける必要があります。

1つ目は2次試験の人事院面接であり、

2つ目は官庁訪問です。

人事院面接と官庁訪問は、実は大きく性質が違うものですので、当然対策も変わってきます。

人事院面接では、「国家公務員として採用して大丈夫かどうか」、という「最低限の素質」を見られます。

言い換えると、

  • 問題を起こしそうにないか
  • 危険な思想を持っていないか
  • 協調性はあるか
  • 国家公務員と地方公務員の違いをある程度分かっているか

といったように、国家公務員として働くための全般的な点について見られます。

積極的にふるい分けようというものではなく、基準は比較的甘めだと思われます。

アピールして稼ぐ加点方式ではなく、変なところがないか確かめる減点方式の考え方ですね。

実際、人事院面接ではほとんど差がつかず、大半の人が「C(普通)」の判定をもらうようです。

人事院はあくまで独立した行政委員会ですので、面接をするのは皆さんが実際に働く各官庁の直接の採用担当ではありません。

そのため、熱烈な志望動機を語ったり、自己PRをガッツリ固めて自分を売り込んだりする場ではありません(ここは民間の採用試験と異なり、やや特殊だと思われます。)。

それに対し官庁訪問は、実際に働く各官庁へ出向いて、その官庁の職員(人事担当者)に面接してもらいます。ここでは、「一緒に働きたい!」と思わせるのが大事ですので、自分を売り込むことも必要になってきます。

(官庁訪問については別記事で解説します。)

2次試験の合格倍率

令和元年度の近畿地区を例にとると、

1次試験合格者873名に対し、2次試験合格者は641名で、2次試験倍率は1.36倍でした。

全国的に見ても、例年1.3倍~1.5倍程度となっているようです。

「結構落ちてるじゃん!」

と思われたかもしれません。

ただ、2次試験の採点には人事院面接の評価だけでなく、論文も加味されていますので、論文の方で足切りを食らっているという方も少なくないようです。

先ほど、人事院面接の基準は比較的甘めだと言いました。これは事実だと思います。

しかし、データを見ると2次試験でも結構な割合の人が落ちているので、しっかりと面接対策しておくことは必要です。

面接対策

自己分析

面接対策と聞いて、想定質問に対する一問一答をひたすら書き始める人がいます。

確かに想定問答は大事ですが、その前にまず自己分析しましょう。

  • 自分はどんな性格か
  • 自分の長所と短所は何か
  • 自分は何をするのが好きで、これまで何に時間を使ってきたか(趣味など)
  • 学生時代の主な活動は何か(クラブ・サークル・アルバイトなど)

といったことを中心に、ノートに書き出していきましょう。

「自分がどんな人なのか」なんて普段あまり考えないと思いますが、

ノートに書き出すことによって、自分を客観的に見ることができます。

そこから、より具体的なエピソードを盛り込んで、肉付けしていけばよいのです。

前述のとおり、人事院面接は自分の良い所を売り込んでいくというよりは、

「自分がどんな人か」というのを素直に言葉表現するものです。

面接官は、あなたを落とそうとしているのではなく、あなたがどんな人かを知りたいのです。

あなたがどんな人かを伝えるには、言語化して話す必要があります。

そのため、まずはあなたが自分自身を把握しておきましょう。

質問内容

私が実際に面接で質問された内容は以下のとおりです。

  • なぜ国家公務員を選んだのか(志望動機)
  • 他にはどんな就職活動を行っているか(併願状況)
  • 学生時代にどんな活動をしていたか(クラブ・サークル)
  • その活動の中で、自分はどんな役割だったか(役割)
  • その活動の中で、苦労したことはあったか(エピソード)
  • その苦労を、どのように乗り越えたか(エピソード)
  • アルバイトは何をしていたか
  • 普段はどのようなことをして過ごしているか(趣味)

おそらく、特殊な経歴をお持ちの方以外は、質問内容に大差がないと思われます。

志望動機についてはあっさり触れる感じでした。人事院面接では具体的なところまでは触れないようです。ただ、「なぜ民間ではなく公務員なのか」、「なぜ地方ではなく国家なのか」といった最低限の事項だけは押さえておきましょう。

学生時代に取り組んでいたクラブ・サークル、アルバイトなどの活動については深く聞かれました。この点についてはエピソードも含めしっかり準備しておきましょう。

(勉強については1次試験で既に見ているので、ここでは勉強以外について話しましょう。)

相手に説明する際のポイントとして、相手がその場面を想像しやすいように、なるべく具体的に話すことが重要です。

話し上手でなくてもいいですが、相手に聞きやすいようにするという配慮は必要です。

趣味については、おそらく「今後働く中でストレスとうまく付き合っていけるか」といった部分も含めて聞かれていると思われますので、できれば働きながらも長く続けていけるものがいいですね。

面接の想定問答集はインターネットや書籍でまとめられているものがありますので、詳しく知りたい方は検索してみてください。

ひたすら練習(模擬面接)

面接対策においては練習が一番大事です。何度も何度も繰り返し練習しましょう。

最初は本当に緊張して話せない人ばかりだと思います。私もそうでした。

友人、家族、予備校の講師などに協力してもらい、模擬面接をしてもらうのが一番です。

その際、スマートフォンなどで模擬面接の風景を録画しておきましょう。

見返すのは恥ずかしいと思いますが、自分を客観的に見ることができ、改善すべきポイントがすぐに見えてきます。

そのポイントに気を付けて再び模擬面接、録画、改善というサイクルを繰り返しましょう。

「会話すること」を心掛ける

相手の面接官も人間です(言ってしまえば、普通のおっちゃんです。笑)。

面接を尋問のように捉えるのではなく、会話として捉えましょう。

面接は会話のキャッチボールも大事な要素です。

たまに、「覚えてきたことをそのまま吐き出す」というような人がいますが、

これでは一方的に話すばかりで、相手は聞きづらいです。

質問されたことに対して、一気に答えきるのではなく、適度な長さで答え、一度相手にボールを投げ返しましょう。

興味を持ってもらえれば、そこについてさらに詳しく聞いてきますので、ボールが返ってきたら詳しく話しましょう。

相手の反応も見ながら話せるといいですね。

雰囲気も大事

面接においては雰囲気も大事。

話の内容よりも、話している雰囲気の方が大事だという人もいます。

誠実さを出しつつ柔らかい感じを出すのがオススメです。あまり固すぎても怖いので。

要所要所で笑顔を出しましょう。ずっとへらへらしてるのは誠実さに欠けるのでよくありませんが、ずっと硬い表情の人は怖いです(録画で自分でも見てみましょう)。

とはいえなかなか難しいと思います。私も初めの頃は緊張するとカチコチになって怖い顔になっていました。

あまりに話すのが下手で、予備校の講師に模擬面接を中断されたこともあります。笑

ですが、練習していくうちに、段々と自然体で話せるようになっていきます。

やはり練習あるのみです。

礼儀作法

面接対策と題してノックのしかた、礼のしかた、言葉遣いなどを教え込む予備校などもありますが、

礼儀作法については、実際はあまり重視されていない感じがします。

重要なのは、「相手を不快にさせない」ことですので、あまり形式にこだわりすぎる必要はありません。

(それよりもやはり、雰囲気や話す内容に重点を置きましょう。)

とはいえ、些細なところで減点を食らってもつまらないので、一度は最低限の礼儀作法を確認しておきましょう。

まとめ

2次試験の人事院面接の難易度は、一般的な就職活動における面接の中でも、難易度は低めです。

しかし、1次試験合格のための努力を無駄にしないためにも、

十分に対策して、繰り返し練習しておくことをオススメします。

しっかり準備しておけば、本番の緊張も和らぎます。

あとは、「なんとかなる」と思って本番に臨みましょう。

あなたが合格できますように!

それでは! ミハエル

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